タイミング

２０年くらい生きてたら

これってこうなるべきだったんだな。

みたいなことを感じる時がある。

あの時に予感したことが今になって

突然目の前に現れて、自分で選んだんだけど

ちょっと後悔したり。

でも、きっとこうなるべきで、これはまた明日に

繋がっていくのだ。

ああー。

酸素が欲しい。

酸素ボンベは空っぽになりつつある。

このままじゃ溺れてしまう。

何もかもほっぽりだして、

あの日の木陰に戻りたい。

MARK ROTHKO

ちょっと前に、いや、結構前に、川村美術館に『Mark Rothko』

の展示を見に行った。

学芸員の授業で調べものをしてる時に出会って、虜になった。

川村美術館はあまりの遠さにしんどくなったけど、展示とか美術館の雰囲気とかは

凄い好きな感じで楽しかった。

常設展の作品もアドラインハートとかあって感激！！

白い部屋に赤い絵がひとつ置いてあるのも何だか

満月見てるみたいな吸い込まれる感じでふわーっとした。

Rothkoの作品は後期のものが多く、色彩が深かった。

作品の展示の仕方にこだわりのある人だっていうのは知っていたが、

展示のやりとりをした手紙の内容を見て、神経質な一面を感じた。

遠いけどまた行きたい美術館。

美術館の池の周りにいた変なコブのある鳥は人慣れしてて

可愛かった。

きっとコブの大きさで雄の価値が決まるんだろうな〜

なんて思いながら写真を撮ってみた。

なんだか

壁にぶつかった。

凄い低いのに何だか越えられない。

その低い壁の前で座り込んで考えてたら

他の事を考え出して、長いこと座ってたら

立つのが少し億劫になってきてしまう。

そんなことが続くと、結局のところ

自分は何一つ前に進んでいないことに気がつく。

怠惰で重くなった身体に嫌気がする。

考えることは大事だけど、

動くことを怠ってはならないのだと痛感。

こんな身体で言い訳することなんて出来なくて

逃げることしか出来なかった。

今から走ります。