Tuesday, December 21, 2010

神様のボート



学校が休みにはいり、ちょっと一休み。

よくよく振り返れば長期の休みっていう期間をほんとに休んだことが小学生くらいからない気がする。中学校は部活と受験勉強。高校はバイト漬け。大学はいつも何かの準備でバタバタしてるっていうね。思い返せば高校くらいからそんな生活スタイルを築き上げた気がする。正月すらほとんど家にいなかったもんなー。

来年からはとうとう社会人です。

イロイロ思う事もありますが、自分は自分。人は人。

自分が憧れてた凄い会社の人とともに過ごせることは誇りに思いたい。

プリーツとかが凄い会社で働く事になったのです。

頑張ります。




休みに入って掃除をちょこちょこしていたら、昔の雑誌に江國香織の記事があった。

本とかあんまり読めないタイプの人間なのだが、江國香織の神様のボートという本は人から貰って何度も読んだ。

凄く好きな本で、情緒不安定な時に読むと涙が止まらなくなるから危ない。

死んだら棺桶に入れてくれって友達に頼んでるものの一つ。

江國香織の記事の中に「その瞬間ごとに確信する感情に、何ひとつ嘘はない。」という文章があった。

自分が数年前に人に同じ様なことを言われたことを思い出した。

感情と理屈。嘘と誠意。愛することと守ること。相容れないいくつもの真実が同時に存在する。

それが恋愛らしい。

人に考え方を否定されることが多いのだけれど、否定されたところでどうしても意見が変わらないことがある。

それは何とも説明し難いのだけれど、自分にとって絶対的なもので、今もなお変わらない。きっと一生変わらないのだと思う。絶対的な存在で、宗教みたいなもんなのだからしかたない。

さー、掃除の続きをしよー。




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